仮想通貨のビットコイン(BTC)から分かれてできたビットコインキャッシュ(BCH)について、分かりやすくお話しします。
ビットコインキャッシュ(BCH)とは?
分裂(ハードフォーク)というと仮想通貨業界では「互換性がない」という意味です。「以前のバージョンではOKだったものが使えなくなる」「今までのルールでは通用しなくなる」というようなものです。で、ビットコイン(BTC)が分かれてできたのがビットコインキャッシュです。ビットコインから誕生したものですが、実際は全く別物と考えたほうが良いかもしれません。今までのビットコインが抱えていた取引スピードの低下やスケーラビリティを改善したのがビットコインキャッシュと言われています。
一応分裂した「ビットコイン」の名を冠していますが、こちらはあくまでもアルトコインの扱いです。
ブロックサイズ等がビットコインにおける送金時間に大きな影響を与えます。このことが要因となり、ビットコインからビットコインキャッシュが分裂した現実があります。いわば、俗にいうスケーラビリティ問題の解消ということでしたが、今度はリプレイアタックの課題が浮上してきました。直ちにこの課題解消へとビットコインキャッシュは動きました。これが「リプレイアタック攻撃に対する耐性」といわれているものです。と同時にマイニング効率を高める策を講じたことです。特定の期間にマイニングしたけれどもブロックが一定以上発見できない場合は、マイニングに関する難易度を自動的に調整を試みたのです。そうすることで、ビットコインに比べてマイニング効率は一段と向上することができたという結果が得られました。
[メリット]ビットコインにおけるブロックチェーンから分裂したことで、ビットコインキャッシュの流通量は始めからビットコイン時代と同じ量となり流動性は大きい効果を得た関係で、決済には適したものとなっています。
[デメリット]通貨の価格が採掘者の影響を受けて変動してしまうことです。裏を返すと、力のある採掘者によって価格操作が可能になることから中央集権色の濃いコインといえます。
ビットコインキャッシュはどこで買う?
手数料が一番安く手に入れられるのがやっぱりザイフ(Zaif)ですね!知名度が高いGMOコインやビットフライヤーなども安心した取引をすることができると思います。
※コインチェックでも購入をすることはできていたのですが、ご存知の通り安全ではないので候補からは外してあります。
ビットコインキャッシュ購入取引所一覧! |
Zaif(ザイフ) |
GMOコイン |
bitFlyer(ビットフライヤー) |
ビットコインとビットコインキャッシュの大きな違い
➀ブロックサイズの上限を8メガバイトまでに拡大した(ビットコインは1メガバイト)。ようするに8倍の取引量を処理できるようになっています。
➁ビットコインとは交わることはないが共存する(同じ仮想通貨業界なので仕方がないですね)。
➂ハードウェアウォレットなどのセキュリティーが向上している。
➃現在は改善されているが、当初は送金スピードが遅かった!
ビットコインキャッシュはこれから上がるのか?評価や評判、将来性
現在、ビットコインの取引手数料は高過ぎると言われていますし、実際に高いので言われても仕方がないと思われます。仮想通貨の決済手数料などは安いと言われているにもかかわらず、今ビットコインでスピーディーに送金をしようとすると何と2,000円もかかってしまいます😓ヒェーって感じですよね。驚きです。
それに比べてビットコインキャッシュは100円ほど。どう考えてもこちらのほうがお得で良いですよね?
現在オフチェーン技術を開発中であるのでビットコインの後々手数料も安くなっていくと考えられますが、まだまだ時間はかかると思われます。このようなことを踏まえると、しばらくの間はビットコインキャッシュの伸び代はかなりあると見られています。
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