ビットコインだけでなく、アルトコインも目まぐるしい動きがありますね~。グーンと伸びてきているアルトコインのダッシュ(DASH)について分かりやすく解説します。
ダッシュ(DASH)とは?
2014年に誕生したダッシュなので、その歴史は約5年ほど。元々はDarkcoin(ダークコイン)という名称でしたが、2015年に現在の名前のダッシュに名前が変わりました(正確なことは分かりませんが、ダークという言葉の印象が悪いと判断したのかもしれません)。現在の時価総額は日本円にして約3,700億円(2017年11月)で、仮想通貨ランキングの第6位につけている実力者です。総発行量は2,200万DASH(通貨単位も1DASHです)。
ビットコインは利用者のアドレスや入出金の流れがオープンになってしまいますが、ダッシュの場合は匿名性が高くなっており、全く分からないようになっているのが最大の売りかと思います。
ダッシュ(DASH)は国内のどこで買える?
今のところ日本国内の取引所でダッシュを購入できるところは残念ながらありません(以前はコインチェックで購入することができましたが、不正送金でのNEM流出のため新規口座の開設はしておりません)。
しかし、海外の取引所のBinance(バイナンス)で、現在ビットコインを所有しているのであれば購入が可能です(ビットコインを売ってダッシュを購入するなど)。しかも、日本語のインターフェイスが利用できるのでとても良い。
最大級の安全、安心が欲しいというのであれば、日本国内の取引所で売買ができるようになるのを待つのが一番ではないかと私は思います。
ダッシュ購入取引所一覧! |
Bitfinex(ビットフィネックス) |
Binance(バイナンス) |
Poloniex(ポロニエックス) |
Kraken(クラーケン) |
ダッシュ(DASH)の特徴や評価・評判、将来性
➀モネロ(Monero)と同様、匿名性が非常に高い。ダッシュでは送金を個別に行わずコインミキシングという方法で、いくつかある送金をシャッフルしてまとめて送金処理をしています。「1対1」での送金ではなく、「複数対複数」でシャッフルすることにより、誰が誰に送金したか分からない仕組みを作っています。
➁取引スピードがめちゃくちゃ速い!なんと約4秒で完了してしまう驚異的なスピード。いつもビットコインが比較の対象になってしまいますが、約10分かかると言われている遅い取引スピードが、ダッシュだと秒単位で終わってしまうというスピーディーさが凄い(ビットコインは仮想通貨の王様で、需要が高いから仕方ないのですが)。
【ダッシュ(Dash)の技術的特徴】
❶第三者からの確認が可能なビットコインに対して、外部に明るみに出ないようように工夫を施したのがダッシュ(Dash)という仮想通貨で、要は送金する側と送金を受け取る側の間にブラックボックスであるプールを設け、ダークセンド形式を採用したことと管理ノード及びシャッフル技術を用いて送受信を行うテクノロジーを導入して匿名性を格段と向上させた通貨といえます。
❷「InstantX」機能がダッシュに2015年に導入された影響で、承認スピードが4秒という速さが実現され世間を驚かした仮想通貨です。そのシステム上のプロセスとして分散されているコンピュータから一瞬にして承認用としてのマスターノードを選別して承認作業を行うロジックを展開させます。こうすることで非常な高速で承認作業を実現することで可能となった仮想通貨です。この技術を可能した背景にユーザーにおける二層構造があります。これらの2つのテクノロジーが「承認スピード」の速さを産んだという訳です。ということはマスターノードが果たす役割は非常に重要です。つまり、投資プロジェクトの決定及び匿名取引の実行という2つの役割がとても重要となっています。
[マスターノード]1000ダッシュの金額を担保にすることで、はじめてマスターノードになることができます。そして、新しいコインが生まれると、以下のように振り分けられます。
振分対象 | 振分比率 |
採掘者(マイナー) | 45% |
マスターノード | 45% |
ネットワーク | 10% |
もう1点の特典として、1マスターノードに対して凡そ7日に一度の割合で約2Dashの仮想通貨が配分される特典があります。
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