トピックス

2017年8月19日(土)

【開幕直前リポート】

いよいよ、大阪にて初日を迎えるルグリ・ガラ。開幕直前、日本で集合したダンサーたちの様子を滝澤さんのリポートでご紹介いたします!



2017年ドリームプロジェクト、ルグリ・ガラの開幕です!
14日月曜からダンサー達が来日し、暑い大阪で熱いリハを重ねてきました。
長い時間をかけてこのプロジェクトをそれぞれの場所で温めてきたダンサー、スタッフ一同が集結し、より一層エネルギーが高まり、皆がひとつになっていくのを感じています。

四日間スタジオをお借りしたバレエ団にて。
ニーナ・ポラコワ、ヤコブ・フェイフェルリック、マニュエル・ルグリ

ルグリは自身の演目を踊るだけでも相当大変なことだろうと推測するのですが、それに加え、プロデュース、全ての演目の指導やテクニカルチームとのやり取り、リハプランニングまで一手に引き受けているのを見ていると、本当に彼は超人だと感嘆します。
常にポジティブで、最善を尽くし、限界にチャレンジし続ける人です。
だからこそ、彼は周りの人に慕われ憧れられ、私たちは彼のキラキラとしたエネルギー、踊りに魅了されるのでしょうね。

さて、フェスティバルホールでの舞台稽古の様子をおすそ分けしたいと思います。

「海賊」よりオダリスク

フェアウェルワルツ

チャイコフスキーパドドゥ

「ローレンシア」パドシス

「海賊」よりアダージョ

グランパクラシック

【おまけ】
先日、リハの後に、ウィーン組で大阪の街に繰り出しました。ウィーンの仲間たちと道頓堀を練り歩くなんて、なんだか信じられない想い。

皆さま、是非ぜひ、劇場にいらしてくださいね!


滝澤志野

2017年8月14日(月)

追加キャスト出演決定のお知らせ

このたび、ウィーン国立バレエ団所属の芝本梨花子(コール・ド・バレエ)が追加キャストとして本公演に出演することが急遽決定いたしました。入団当初からルグリが注目し、ルグリ自身も彼女の昇格を確信し、本公演に出演のマイヤーやトノリ、フォゴと並んでソリストパートを任されている期待の若手です。

尚、これに伴い、一部の演目の出演者に変更が発生いたします。詳細は 演目詳細ページ をご参照ください。

2017年8月7日(月)

ルグリインタビュー ~中日新聞~

先日、中日新聞に掲載されたルグリのインタビュー記事をご紹介いたします。
こちらより、掲載記事をお読みいただけます。
> 掲載記事画像はこちら

そのほか新聞・雑誌など、本公演にむけたルグリのインタビューが各所で紹介されております。
ぜひチェックしてみてください!

2017年7月26日(水)

代役決定およびに一部演目変更のお知らせ

先だって発表させていただきましたように、出演を予定しておりましたダヴィデ・ダトは、怪我のため止むを得ず本公演を降板することとなりました。
代役といたしまして、ウィーン国立バレエ団デミ・ソリストのジェロー・ウィリックの出演が決定いたしました。詳しくは出演者情報ページをご覧ください。

これに伴い、各プログラムの上演演目の一部を変更させていただきます。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。ダヴィデ・ダトの出演およびに当初予定されておりました演目にご期待をお寄せいただいた皆様に、心よりお詫び申し上げます。

主催者



【マニュエル・ルグリより皆様へのメッセージ】

はじめに、ダヴィデ・ダトの出演が不可能となったことにお詫びを申し上げなくてはなりません。不測の出演者変更は残念ながらバレエ公演では度々起こりうるものですが、ルグリ・ガラでは悲しいことにダヴィデ・ダトの怪我というニュースがもたらされることとなってしまいました。
これを受け、私は自らの責務として、決定している演目の変更を極力少なく出来得る代役を考えました。ダヴィデの代役にとって重要な演目はパトリック・ド・バナ振付の“Inside the Labyrinth of Solitude”です。ジェロー・ウィリックは間違いなくこの作品を上手く演じてくれるに違いありません。彼は既にウィーンで、Creatures、Wind games、Marie-Antoinetteといったバナ振付のバレエを踊っています。また、彼は先日のヌレエフ・ガラでハンス・ファン・マーネンのソロを踊り、拍手喝采を浴びました。

私は日本の観客の皆様との非常に長い関係のなかで、常に才能ある若い世代のダンサーを紹介してきました。そして彼らのほとんどは、いま素晴らしいキャリアを築いております。ジェロー・ウィリックは、力量はもちろん、カリスマ性・音楽性に優れた、私が育てる新しく輝かしい世代のダンサーです。

どうか、喜びをもって彼を迎え入れて頂ければ幸いです。

マニュエル・ルグリ



【演目の変更】

■Aプログラム
『海賊』第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥ
→ 『Movements of the Soul』
出演: ニキーシャ・フォゴ/振付:ニキーシャ・フォゴ/音楽: バルバトゥーキ、K.ディクソン、M.スタイン


■Bプログラム
『ペール・ギュント』より
→ 『Movements of the Soul』
出演: ニキーシャ・フォゴ/振付:ニキーシャ・フォゴ/ 音楽: バルバトゥーキ、K.ディクソン、M.スタイン

『スターズ アンド ストライプス』
→『タランテラ』
出演: ニキーシャ・フォゴ、ジェロー・ウィリック/ 振付: G.バランシン/音楽:L.M.ゴットシャルク


『海賊』よりオダリスク
→『海賊』第2幕よりアダージョ
 出演:ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴィチコ/ 振付:M.ルグリ/ 音楽:L.ドリーブ


※その他の出演者及びに上演順の変更に関しましては、演目詳細ページをご参照ください。尚、最終的なプログラムの発表は本番当日とさせていただきます。

2017年6月30日(金)

ダヴィデ・ダト 降板のお知らせ

出演を予定しておりましたダヴィデ・ダト は怪我によりやむを得ず、公演を降板することとなりました。代役およびにプログラムの変更につきましては、決定次第、当ホームページにて発表いたします。
ダトの出演を楽しみにしていただいておりました皆様には、お詫びを申しあげますとともに、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

主催者

2017年6月30日(金)

ルグリ ソロ「Moment」ついに完成!

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マニュエル・ルグリ ソロとしてご紹介しておりましたナタリア・ホレツナ振り付けの新作が完成いたしました!リハーサルに参加された滝澤さんのレポートから、速報をお届けいたします!
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ルグリ・ガラの大きなメインプログラムとなる、ルグリ新作ソロ。振付のナタリア・ホレツナがウィーンにいらっしゃって、一週間クリエイション&リハーサルをしました。

ナタリアはスロヴァキア出身で、ハンブルクバレエ学校からハンブルクバレエ団に入団し、ソリストとして活躍。2003年にスカピノ・バレエ・ロッテルダムに移籍し、更に2006年にNDTに移籍、2012年に退団し、現在はフリーランスとして活動する、新進気鋭の振付家。

三年前にウィーン国立バレエに振付して以来、久しぶりにご一緒するナタリア。
「彼女はクレイジーだから、一体どんな作品になるか想像もつかない」と言っていたルグリ。ピアノ生演奏で上演する構想がまとまった時、「その音楽を愛せないと踊ることはできない」というルグリに、ナタリアはルグリと私に選曲を一任してくれました。私たちが選んだのは二曲。バッハのプレリュード ハ短調 BWV999 と、バッハ(ブゾーニ編曲)「トッカータ、アダージョ、フーガ」 BWV564 よりアダージョ。まるで、今の彼そのもののような音楽。



振付初日。ナタリアとルグリのオーラとエネルギーがまじわり、新しい作品が生まれるその美しい光景を、息を止めて見守ります。

「この作品にストーリーはありますか?」とナタリアに尋ねたところ、「ストーリーはありません。ただ、彼の一瞬一瞬(moment)を表現していきたい」。すると、ルグリが「Moment、、題名はそれがいいね!」その場で即、題名が決まりました。

ところで、バレエダンサー「マニュエル・ルグリ」というと、どのようなイメージを思い浮かべるでしょう。エレガントで華があって艶っぽく、完璧なテクニックとセンスを持つ、クラシックバレエの神様のような人?
今回のナタリアの振付では、前述したイメージ、彼が踊ってきたバレエの印象よりも、一歩踏み込んだ彼の個性、マニュエル・ルグリの「素」が表れているように思うのです。情熱的なところ、ファニーなところ、クレイジーなところ、小さな子どものようなところ、そして何よりも大きな愛。全ての人に捧げる愛、芸術に捧げる愛。そして、なぜでしょう、私はこの作品に宇宙の営みを感じるのです。彼のことを太陽のように感じるからでしょうか。

舞台奥でピアノを弾く私にも、ナタリアは動きやタイミング、呼吸や気持ちの持ち方を細かく指示します。

さらに、ルグリを一切見ないでピアノを弾いてほしいと。視覚で認識するのではなく、心と心で繋がっているのを感じてほしい、と。きっと全てはそういうことなのでしょうね。見えているものや言葉よりも大切なものがある。スピリチュアルな世界を感じます。

一週間の創作期間を経てリハを終えた時、一週間前とは違うルグリがそこにいました。「ナタリア、ありがとう。僕にダンサー人生を返して(bring back)くれてありがとう」と。
私は彼の元で働いて6年がたちましたが、こんなにも生き生きと踊る、踊りに熱中する彼を初めて見た気がするのです。それだけ、この作品が彼にもたらしたものが大きく、彼の中で何かが変化したのでしょう。
芸術に終着点はありません。でも、彼の年齢になっても更に変化、進化していける人は、やはり芸術の神様に祝福されている人だと思うのです。

また7月に3人で稽古して、さらなる深みを追究します。そして、日本の皆さまと「Moment」を、その一瞬を、心と心で分かち合える日を心待ちにしつつ。


滝澤志野

2017年6月19日(月)

ルグリ×茂木健一郎 ~TOKYO FMで対談が実現!~

TOKYO FMにて脳科学者 茂木健一郎さんがパーソナリティをつとめる番組『Dream HEART』に、ルグリが登場いたします!4月の来日時に実現した2人の対談を、7月1日(土)・8日(土) 22:00~と2週にわたってたっぷりご紹介します。“挑戦“をテーマに、世界的にチャレンジしているゲストを迎え、その挑戦の裏にある夢や秘密を探っていく番組。今も尚さらなる高みを目指すルグリに、まさにピッタリです。

巨匠ヌレエフと重ねながら、ルグリの軌跡そして今後を語り合うというアプローチは、数ある取材の中でも特別なものでした。バレエ専門家でないとは思えないような”深い“質問の連続に、茂木さんならではの特別な感性が発揮されていました!

文章の形では多く配信されているルグリの想いですが、本人の声で語られる想いを聴く機会は、なかなかないのではないでしょうか。フランス語の生声に、もちろん日本語訳も付けていただきました。ぜひ、チェックしてみてください!

 配信番組は後日ウェブでも配信されます!
(視聴方法はこちらをご参照ください → http://radiko.jp/#!/fun


■番組『Dream HEART』概要■
◇タイトル: 『Dream HEART』
◇放送日時: 毎週土曜日 22:00~22:30
◇放送局 : TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット
◇出演者 : 茂木健一郎
◇番組HP: http://www.tfm.co.jp//dreamheart/

2017年6月14日(水)

【滝澤さんのダンサーレポート Vol.4 ~ウィーン『白鳥の湖』スミルノワ&チュージン舞台写真編~】

ボリショイ・バレエ来日公演のため来日したオルガ・スミルノワとセミョーン・チュージン。その数週間前には、ウィーン国立バレエ団での『白鳥の湖』にもゲスト主演し、ひと味違ったヌレエフ版の全幕を踊っていました。滝澤さんのリポートからその様子をお裾分けしていただきましょう♪

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それは、夢の夜でした。
ウィーン国立歌劇場初登場のスミルノワとチュージンの白鳥の湖。

白い花のように、静かにそこに咲くスミルノワ。突然目の前に舞い降りた、そのあまりにも美しい存在に、客席は息をのむしかない。

気品溢れる王子も花に心奪われ、そっと寄り添い。

一編の詩のような、静かな静かな情景。

一転、黒鳥オディールに扮したスミルノワ。

華やかで極限まで洗練されたオディール。その変貌ぶりに目を疑う。

スミルノワの衣裳は、ウィーンのものではなく、ご自身のもの、もしくはボリショイの衣裳でしょうか。頭飾りを含め、とても素敵で、彼女によく似合っていました。 ヌレエフ版白鳥の湖の真骨頂、詩情溢れる、4幕悲しみのパドドゥ。

なんと美しい、夢の夜だったことでしょう。
彼らがウィーンから去ってしまい、私はすっかりボリショイ組ロス…。
一瞬に咲き、一瞬に消えるバレエという芸術は、儚くて尊い。
しかし、その後にはまた新しい何かがやってくる。

ウィーンの夢時間はまだ続くようです。


滝澤志野

2017年6月9日(金)

スミルノワ&チュージンが来日しました

ボリショイ・バレエ来日公演のために東京に滞在中のオルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンが、公演の合間をぬってインタビューに応じてくれました。

前の晩には『白鳥の湖』の全幕を踊りきった2人。相当疲れているはずですが、それを感じさせない美しさで、周りの私たちが癒されてしまいました。

ピンクのスーツに、ピンクのパール、そしてピンクの傘まで合わせたオルガ。ファッションセンスも光ります。26歳とは思えない落ち着きと、とても理知的な返答。目が合うとドキッとするような美しさの中には、これからのボリショイ・バレエを担っていく風格と、新女王の貫禄を感じました。

とは言え、中身はとってもチャーミング。「昨日全幕を踊りきったから、今日は特別!」と言いながらチョコレートをつまんで、嬉しそうでした。


セミョーンは、とても明るいジェントルマン。「ドアを開けたり、荷物を持ったり、それは当然だよ」と言いながらサッとこなすのが、この日のカジュアルな装いの中に隠れた紳士の彼です。様々なバレエ団で踊った経験と視野をもとに、ボリショイやロシアを客観的に見ているのも、ひと味違った彼の感性だと感じさせました。

公演が続いて大忙しですが、夏にはサーフィンに挑戦してみたいのだとか。甘いものも大好きなようで、お茶目なところもたくさんありそうです!


舞台上の美しさとは違った魅力も満載の2人。8月に日本に戻ってくることも、とても楽しみにしてくれていました。

後日公開のインタビューや撮影の模様も、どうぞお楽しみに!

2017年5月30日(火)

【滝澤さんのダンサーリポート Vol.3 ~ヌニェス&ムンタギロフ in ウィーン~】

その日、ロイヤルバレエ団のマリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフに逢えたのは、思いがけない出来事でした。自分のリハを終え、そうとは知らずに稽古場のドアを開けたら、そこには光が満ちていました。マリアネラとワディム、そしてルグリ監督。3人の姿は柔らかい光に包まれた神様のようでした。

その日は土曜日。土曜日は原則的に14:30以降のリハーサルは認められず、3人はピアニストなしで白鳥の湖の初稽古をしようとしていました。私は3人のお姿を見た途端、「ピアニストが必要ですよね、今楽譜を取ってきます」と言い、稽古に参加することに。

マリアネラは、2年前の「白鳥の湖」でウィーンデビュー。昨年は同じくヌレエフ版「ドン・キホーテ」のキトリをセミョーン・チュージンと踊りました。ワディムは、今シーズン9月「海賊」初日にウィーンデビュー、そして今年1月のマドリードツアーにも参加し、喝采を浴びました。目下、ルグリ監督が世界じゅうのダンサーのなかでも「最高に気に入っていて尊敬している」という、旬のお二人。

ロイヤルバレエ団の公演でも最近は組んで踊ることが多いお二人。そのパートナーリングの妙は、世界に知られてきていますね。

少し余談になりますが、私はここ最近、スランプ気味で良いピアノが弾けず、バレエのピアノを弾き続けていく自信がない、と落ち込んでいました。だけど、この日2人に会い、急遽弾くことになり、悩んでいたのが嘘のように自然に完璧に踊りと音楽がピタッと合い寄り添い、音が喜び、空気までキラキラしていたのです。きっと彼らは「弘法筆を選ばず」。どんな音楽でも自分の味方につけて素敵に踊れるのだと思います。でも、「志野のピアノが誰よりも最高」といつも言ってくれ、満面の笑みで踊るマリアネラにその日逢えたのは奇跡であり、私にとっては神の采配でした。周りの人を…稽古ピアニストをも、その踊りで救い上げて幸せにする、大きな愛と力を持ったリラの精のような人。

さて、ウィーン版白鳥の湖の王子役は最高難易度の役であります。ルドルフ・ヌレエフが自身とフォンテーンの為にウィーンで創り、初演した作品ですが、あまりにも大変で踊りも多いので、数年後パリで上演した際、改訂して少々易しくしたのだそうです。現在、ウィーンだけは初演版を上演し続けているのです。その最高に難しいヌレエフ版白鳥の王子を、ワディムは振り入れされた瞬間から鮮やかに完璧に踊ってみせます。「君の踊りをヌレエフに見せてあげたかった」と彼に話すルグリ監督。海賊公演の時もそう思いましたが、ワディムは神様に祝福されたダンサーなのでしょう。

今や世界トップダンサーのワディムに、小さな生徒に教えるように丁寧にアンオーの形を指導する監督。こんな光景がとても眩しくて、私は胸がいっぱいになってしまいます。

マリアネラは、彼女が踊ると稽古場に風が吹くようなエネルギーの持ち主、そして存在自体が光と愛そのもののような人。彼女の生みだすドラマは人の心を打ちます。オデットの生い立ち、哀しみや優しさが立ち香るような細やかな演技。バレエの先にある、人生や世界の美しさや哲学を見せてもらえた時、私たちは心の深いところで感銘を受けるのでしょう。

二週に渡り、週末の四日間でしっかりと振り入れして完成させた、彼らの舞台は、6月4日日曜日。今週末です。

稽古後に。光に満ちた稽古場から、たくさんの方に光と愛が届きますように。


ルグリ・ガラでお二人が踊るのはこちらの演目です。

プログラムA
◯「チャイコフスキーパドドゥ」
◯ルグリ版「海賊」二幕アダージョ(寝室のパドドゥ)


(海賊・マドリード公演、コンラッド役のワディム)

プログラムB
◯「ジゼル」二幕パドドゥ
◯「ドン・キホーテ」グランパドドゥ


(昨年のドン・キホーテ公演のリハーサルにて。稽古場で叶った夢のパドドゥ)



滝澤志野

2017年5月12日(金)

【滝澤さんのダンサーリポートVol. 2~スミルノワ&チュージン in ウィーン~】

新緑が美しく輝くも、まるで3月に逆戻りしたような肌寒い日が続くウィーン。ウィーン国立歌劇場では、2年ぶりに「白鳥の湖」が開幕します。
基本的にウィーン国立バレエ団は、あまりゲストを呼ばず、所属ダンサーのみで上演することが多いのですが、今回の白鳥は特別にニ組もゲストが来てくれます。オルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンのボリショイ組。そして、マリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフのロイヤル組。一度に味わうなんて勿体無いと思うほどの贅沢!そして、4人ともご存じの通り、ルグリ・ガラの出演者。しっかりレポートしたいと思います。

今日は、スミルノワとチュージンの公演を3日後に控えての稽古。お二人ともヌレエフ版白鳥は初めてだそうですが、今週3日間で振付はしっかり身体に入ったようです。

稽古場で、初めてスミルノワの踊りに合わせて弾いた時でした。二幕アダージョだったのですが、自分でも驚くことに、ピアノを弾きながら涙がこぼれてしまいました。その透明感、可憐でピュアな美しさに心が震えました。純粋な美というものは、かくもシンプルに胸打たれるものなのですね。

チュージンは、3年前のヌレエフガラ、昨年の「ドン・キホーテ」に続き、3度目のウィーン登場。ノーブルで美しいロシアンスタイルが魅力的な彼ですが、馴染みのないヌレエフ版をウィーンで踊ることは毎回大きな挑戦でもあるそうです。

そんな彼に、ヌレエフの真髄を知り尽くしているルグリ監督が熱血指導。ゲストダンサーを招く時は、ある程度それぞれのスタイルで踊ってもらうのが常のように思うのですが、ルグリ監督はゲストにも徹底的にヌレエフの真髄を叩き込みます。その熱血指導にバレエ学校の生徒のように耳を傾け、全身全霊で応えようとするチュージン。そして、ルグリ監督の熱いエネルギーを凌駕するようなエネルギーで応酬します。それは、以前一緒に仕事したヌニェスやムンタギロフもそうでした。謙虚で真摯で素直で勤勉でハートが強い。ひたすら深くひたすら上を目指す。アーティストとしての器がどれだけ大きいのかと感嘆させられます。

細やかに演技も指導するルグリ監督。


2人のウィーンでの白鳥デビューは、14日日曜日。ノーブルな2人が踊るヌレエフ版白鳥。期待が最高潮に高まります。

2人が踊る、ルグリ・ガラでの演目はこちら。
Aプログラム 「じゃじゃ馬馴らし」「グラン・パ・クラシック」
Bプログラム 「ファラオの娘」「ジュエルズより ダイヤモンド」

稽古後、日本の皆様にお会いするのを楽しみにしています、と笑顔をくれた3人。


滝澤志野

2017年5月2日(火)

ムンタギロフ 来日!

新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』出演のために来日中のワディム・ムンタギロフ。忙しいリハーサルの合間をぬって、インタビューに応えてくれました。

このすらっとした長身は、まさに"理想のプリンス"。

素顔は、見てる私たちを和ませてくれるくらい、ほんわかとしていますが、一度バレエのポーズをとると、その美しさは圧巻です。

バレエ以外では、バスケットボールが好きだったり、たまには料理もするとか。1人で小旅行に出かけるのも好きだそうです!

そんなワディムは、本公演に向けた8月の来日をとても楽しみにしてくれています。ルグリを慕い、そしてルグリからもとても愛される、そんな彼こそ、このルグリ・ガラのコンセプトにぴったりなダンサーです。

2017年4月25日(火)

ルグリ来日 みんなのニュース

昨日フジテレビ系列みんなのニュース内で、ルグリ来日中の模様が紹介されました。
こちらから、放送内容をご覧いただけます。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00356251.html

記者発表、そしてマスタークラスも覗き見できるビデオです。ぜひご覧ください。

2017年4月24日(月)

マニュエル・ルグリPR来日終了!

本公演のPRのために来日していたルグリさん。
わずか4日間の滞在とは思えないようなスケジュールで、本当にたくさんの方に温かく迎えていただきました。

21日の記者発表にお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。


<浅田舞さんとのツーショット>

記者発表に加えて、新聞、雑誌、ラジオ、マスタークラス、そして名古屋と大阪にも!


<マスタークラス受講生と>

大好きな日本を満喫する間もない、ハードスケジュールにも関わらず、いつでも、想いのつまった言葉で、本公演に一層輝きを持たせて語ってくれました。

この来日中のルグリが、これから色々な媒体に登場していきます!
第1弾は、フジテレビ系列みんなのニュースで、記者発表とマスタークラスをご紹介しました。

続きは追ってお知らせいたします。どうぞお楽しみに♪

2017年4月21日(金)

『アルルの女』蘇るルグリ&ゲランの夢の舞台! ~演目追加発表のお知らせ~

詩情あふれる圧倒的な踊りで世界の劇場を揺るがした、名カップル ゲラン&ルグリによる『アルルの女』が、ルグリ・ガラで蘇ります。この歴史的瞬間をどうぞお見逃しなく!
全演目の詳細は、こちらからご覧ください。
http://www.legris-gala.jp/program.html

2017年4月12日(水)

【ルグリ来日記者発表ご招待】 記者発表参加付きチケット発売&抽選のお知らせ

本公演のS席チケットをご購入いただいた方から50名様を、マニュエル・ルグリ来日記者発表にご招待いたします。

◆まだチケットをお求めでない方
本日より、「記者発表参加付きS席チケット」を、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットにて抽選販売いたします。各プレイガイドよりお申込みください。
[受付期間:4月12日(水) 12:00 ~ 4月16日(日) 23:59]

◆すでにS席チケット(またはS席セット券)をご購入の方
http://www.kyodotokyo.com/pr/legris-press.htmlより、記者発表参加権利の抽選にご応募いただけます。
[受付期間:4月12日(水) 12:00 ~ 4月16日(日) 23:59]

※記者発表の詳細は、当選された方にのみお伝えさせていただきます。

2017年3月28日(火)

【滝澤さんのダンサーリポートVol.1 ~マリアネラ in ロンドン~】

これから、ピアニストとして出演予定の滝澤志野さんに、現地ウィーンの日常をリポートしていただきます。ルグリ、ウィーン国立バレエ団はもちろん、他の出演者も!初回は早速マリアネラ・ヌニェスに会いに行かれたロンドンからのレポートです♪


"The photos can show how happy I am to do the Manuel’s Gala in Japan! - Nela "
“この写真は、日本でマニュエルのガラで踊れることがどれだけ嬉しいか表しています!- ネラ”

私はマリアネラに案内して頂き、初めてロイヤルのスタジオに足を踏み入れたのですが、通りがかったダンサー達を彼女が紹介してくれました。「彼もマニュエルの大ファンなのよ」とマリアネラ。マリアネラは、マニュエルの大ファンと公言されていますが、マリアネラがそれをSNSに書くと「僕も、私も」といろんな同僚に言われるそうです。世界中で彼のバレエが愛され、リスペクトされ、若い世代にその芸術が受け継がれていくのかと思うと、胸が熱くなりました。

さて、公演の話ですが、トリプルビルの中の一作目、デヴィッド・ドーソン振付The Human Seasonsにワディムとマリアネラが出演されていました。私はこの日は舞台袖から観たのですが、開演直前、舞台上でワディムがルグリ海賊パーカーを着て黙々と踊りを確認(彼がこのパーカーを着ているだけで連帯感!)。マリアネラは他の出演者と和やかに談笑しながら、ポジティブな空気を作り上げ、これから始まるパフォーマンスのエネルギーをググッと引き上げているようでした。太陽のような彼女は共演者にとってもムードメーカーのような存在なのでしょうね。

幕が開くと三組のペアが高くリフトで静止しているという、美しい光景が繰り広げられるこの作品。ジョン・キーツの詩にインスパイアされて創られたそうで、スピード感と清涼感、そして刹那の造形の美しさが、観る者それぞれの心に何かをもたらします。ワディムはドーソンのダイナミックなムーブメントの中に、躍動感ときらめき、生命力が溢れるようで、パートナリングも抜群。マリアネラは、キレのいい踊りと溢れるエネルギーはもちろんのこと、アンシェヌマンの流れの美しさ、そして終盤のパドドゥでの音楽性と表現力が群を抜いて素晴らしく、作品に深みとドラマを与えており、前日、別キャストで観た公演とは全く違う印象を抱きました。休憩後の作品、ウィールドン振付 After the rainでも、彼女はメインパドドゥでキャスティングされていましたが、そちらは2日とも別キャストでしか観られず、マリアネラとティアゴの踊りを想像しながら、ロンドンを後にしました。こういったコンテ作品はなかなか映像化もされないですし、旬のダンサーが旬の振付家と繰り広げるコラボレーションを観ることは、バレエを愛する者にとって大きな喜びです。そこにあるのは、今しかない真実、流れ星のような瞬間のきらめき。ルグリ・ガラで上演される新作も私たちの心に何をもたらしてくれるのか、きたる日本の夏に想いを馳せつつ。

2017年3月25日(土)

ピアニスト滝澤志野 出演決定!

ウィーン国立バレエ団専属ピアニスト滝澤志野さんの出演が決定いたしました。
詳細は出演者ページにて、後日発表いたします。

2017年3月22日(水)

ルグリ インタビュー掲載

ルグリ・ガラの構想や出演ダンサーへの想い、そして自身の最近の生活まで。バレエ愛にあふれるルグリの言葉が満載のインタビューをdanceditionにてご掲載ただきました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

2017年3月5日(日)

東京公演 プレイガイド先行販売開始のお知らせ

3月5日(日)より、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、楽天チケットにて先行販売を開始いたします。

こちらより、各チケット販売窓口をご覧ください。

2017年2月18日(土)

東京公演 先行販売開始のお知らせ

2月18日(土)より東京公演の先行販売を開始しました。
先行販売をご利用になられる方は、下記チケット窓口をご覧ください。

http://www.legris-gala.jp/outline_tokyo.html

2017年2月14日(火)

東京文化会館会 友の会会報誌をご覧の皆様へ

やむを得ない事情により、Bプログラムに予定しておりました『白鳥の湖』より”黒鳥のパ・ド・ドゥ”を変更させていただきます。
マリアネラ・ヌニェス&ワディム・ムンタギロフは、Bプロにて以下の2演目に出演いたします。

「ドン・キホーテ」
 振付:マリウス・プティパ
 音楽:レオン・ミンクス
 出演:マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

「ジゼル」
  振付:マリウス・プティパ/ジャン・コラリ/ジュール・ペロー
  音楽:アドルフ・アダン
  出演:マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

予めご了承いただいたうえ、チケットをご購入いただけますようお願いいたします。
(※上記は2017年2月14日現在の予定となります。)

2017年2月14日(火)

一般券売スケジュールのお知らせ

3月25日より一般発売開始となります。
先行販売を含めた詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.legris-gala.jp/outline_tokyo.html

2017年2月14日(火)

演目発表 第1弾

A・Bプログラムの演目の一部を発表いたしました。
http://www.legris-gala.jp/program.html